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シー薔薇先生の研究室

 6/20、吉祥寺キチムでお客さん大入りのもと行われたシーナアキコ&薔薇の木プレゼンツ「シー薔薇先生の研究室 Vol.2」に参加しました。研究対象は1回目が元cutman-boocheの金佑龍(キムウリョン)くん、そして2回目が僕HARCO。そんなシーナさんは、チャイムの音とともに白衣を来て登場。



(すべての写真:浜野カズシさん)

 まずはシーナさんバンド。オリジナルやカバー、そして僕の「響き合うぼくらの呼び声」という曲を、ぐっと大人っぽいアレンジに変えて演奏してくれました。参考にしたのはハービーハンコック「Secrets」から「Gentle Thoughts」とのこと。このアルバム、僕も好きですね〜。

 休憩を挟んで再びチャイム、これは2時間目? 僕が答えたアンケートをもとにミニ授業。以前シーナさんに「僕はパン屋さんみたいもんだからさ〜」と言っていたらしいんですが、それはつまり「いろんなタイプの曲が多いけど、シンプルな食パンから菓子パン、惣菜パンまで、多種多様な味を楽しんでもらいたい」ということ。実はこんな話をしたことをすっかり忘れていたんですが、「よく味の変わるラーメン屋」よりはかなりポジティブな表現なので、今後も使っていこうかと思います(笑)。

 つづいては僕のひとりステージ。せっかくなので、効果音を用いた楽曲を多く歌ってみました。買ったまま使っていなかった新しいボコーダーを導入したり。メドレーは前日に思い付いて、急いで準備しました。


 
1 世界でいちばん頑張ってる君に
2 南三陸ミシン工房のうた
3 メトロフリークス
4 カーブミラー
5 メドレー(Twittin' Roll→文房具の音→バッティングセンター)

シーナ先生と有能な「助手」たちとともに
6 tobiuo
7 逆光
8 Lamp&Stool;



 上の写真はベース・マッキンによるアレンジ解説の様子。このなかの「tobiuo」は、アルバムではピアノとストリングスのみの演奏ですが、以前マッキンがHARCOバンドに加わってくれていた頃、まだアルバムに収録する前で、バンドアレンジで演奏していたんですね。そのことや、当時から彼がこの曲を気に入ってくれていたことを、ふと思い出しました。参考にしたアレンジはニックデカロ「イタリアングラフィティ」のアンジーガールとのこと。ジャケットは下の写真。名盤です。







 この日のことはシーナさんのブログに、かな〜り詳しく書いてあります。読みごたえ有り。さらにマッキンのブログでも、幾つかのレコードを参照にした鋭い解析が。ありがたいです。どちらも合わせてぜひ読んでみてください。
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東京工芸大学 領域研究 2014

 今回でおそらく4回目となる工芸大での授業。今までは神奈川県の厚木キャンパスまで行っていたのですが、今年度から新しく出来た、中野キャンパス・シアタールームで。いたるところが真っ白で透明感のあるキャンパス内を歩いていると、まるで「2001年宇宙の旅」の宇宙船に乗り込んだような気分に。



 授業といっても、シンプルに僕の普段の仕事のお話をさせていただく形です。今までは映画やCM音楽の話も多かったところを、ちょうど今が曲づくりの期間なので、こんな風に曲が出来ていく、という過程を鍵盤を弾きながら再現してみたりもしました。



 最後は恒例のミニライブ。昨年「南三陸ミシン工房のうた」MV制作を学生さんに依頼するところから、リリース後のイベントや2回に渡る南三陸町までの旅。さらに今回の授業に合わせて、中野キャンパス内で「南三陸ミシン工房のうた」展も開いてくれました。学生の皆さん、そして橋本先生、山中先生にあらためて感謝したいと思います。



 ところで、連載を続けている「環境goo」でのエッセイ「フィールドスケッチ・シェアリング」は、先日60回目を迎えました。最近は「食」のことを多く取り上げていて、前回は「精肉」について、今回は「米」について、それぞれに関する映画や展覧会の感想を交えて書きました。ご飯をゆっくり、おいしく食べたくなるエッセイになっていると思います。こちらもぜひ読んでみて下さい。→Vol.60 コメ展 (2014.6.5 update)
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鎌倉molnライブ、僕の好きな本

 5/18、鎌倉のmoln(モルン)という雑貨屋さんで「貸切り図書館 7冊目 〜15年目の江ノ島ラプソディ〜」というタイトルのライブを行いました。ミュージシャンがライブと共に本を紹介する、好評の企画。鎌倉といえばすぐ近くには江ノ島があり、僕が1999年にシングル「江ノ島ラプソディ」をリリースしてから早いもので今年で15年が経つので、そこに収録された3曲もここで再現しよう、ということになりました。



 というわけで今回のMCはすべて、本の紹介。全部で10冊くらい、1度にここまで紹介したのは今までで僕が一番多かったようです。

 僕は本屋さんで平積みされているような、いわゆるベストセラーの本はあまり読まないので、ややマニアックな本が多かったかもしれません。すらすら読める本は敬遠しがちで、1ページ、1行ごとに心に引っ掛かる本をいつも求めています。普段、曲のために詩を書いているので、ストーリー展開よりは言葉の響き、組み合わせ方にいつも興味があります。

 腰を据えて1冊を通して読むのも好きですが、どちらかというと気が向いたときにパラパラめくる方が多いですね。だから自宅スタジオの中にも本がずらりと並んでいて、適度な吸音もしてくれます(笑)。





 自分の好きな世界を紹介するというのは、逆の立場になると人の趣味をえんえん聞かされるわけで。お客さんが退屈しないかと、なるべく笑えるエピソードをたくさん用意させてもらいました。そのせいか本の話が延長して、深夜ラジオのようなぐだぐだトークも多めに。そういえば、この日まで1週間、毎日夢のなかで本の解説をしていました。それだけ無事にこの日をいい形で終えられるか、心配でしたね〜。

 朗読をして、そこから曲に入るなんていう場面も何度かありました。梶井基次郎の「檸檬」など、オーディオブックとして僕が朗読をしたものが、すでに数作品、iTuneStoreで販売されています。まだ聴いたことの無い方はぜひ。

「檸檬」梶井基次郎 ナレーター:HARCO





 ギター、ウクレレなどを石本大介くんに。トークでは自然と合いの手の係になってくれたので、助かりました。





 ライブが終わり、お客さんに本の説明をしたり、気になる本を手に取ってもらったり。僕も本屋の主人になったような気分に。







(ここまでの写真:祖父江綾子さん)

 この日、紹介した本はこちら。

「高橋順子詩集」高橋順子
「この海に」J.M.シング 訳:高橋順子



「佐藤泰志作品集」(「海炭市叙景」「そこのみて光かがやく」)佐藤泰志
「福間健二詩集」福間健二



「山と行為」(「星」)串田孫一
「檸檬」(「城のある町にて」「愛撫」)梶井基次郎



「ひとりの男が飛行機から飛び降りる」(「羊たち」)バリー・ユアグロー
「幽霊たち」ポール・オースター



「星を撒いた街」上林暁



「文房具56話」串田孫一
「文房具を買いに」片岡義男



 この日のライブを取り仕切ってくれたfishing with johnの五十嵐さんが、ブログを書いてくれました。ライブの内容、さらに本のトークのことも、より細かくレポートしてくれています。五十嵐さんはかつて僕の「水中バギー」という曲で、ギターを弾いてくれました。

「メトロフリークスが行く、15年」

 僕からもいろいろと解説したいですが、この「本を紹介する」シリーズ、他の街でも開催してみたいなぁと考えているので、そのときに取っておきます。もちろん、さらなる第2弾以降も続けてみたいです。予習復習を兼ねて、ぜひ、ピンと来たものは手に取って読んでみてください。
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