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らくごえいが オリジナル・サウンドトラック 製作レポート

 本日、僕が音楽を担当した映画「らくごえいが」が公開されました。出演は山田孝之さん、本田翼さん、TEAM NACSの方々、加藤貴子さん、斉木しげるさん他。僕がNHKのドラマに出た時の妹役だった田島ゆみかさんも出ています。



 そして公開日に合わせ、僕のキャリアの中で初めての映画サウンドトラックCD「らくごえいが オリジナル・サウンドトラック」を発売しました。ハルコレートのshopページから購入できます。



 ジャケットは映画のポスターなども手掛けた柿崎裕生(ゆうせい)さんが担当してくれました。そして今回も特設ページを作りました。ここで試聴ができるほか、YouTubeのHARCOチャンネルには全曲の試聴ができるダイジェスト映像があります。ぜひご利用ください。



 すでにいろんなところで書いていますが、この映画は東京芸術大学大学院・映像研究科の学生の皆さんによる作品です。監督、プロデューサー、照明、音声、美術、などなど、スタッフのほとんどすべてが芸大生。学生でないのは、音楽を担当した僕ぐらいでは!?

 「らくごえいが」は落語をモチーフにした3つの短編からなるオムニバス映画です。音楽制作は、昨年の夏に3人の監督と顔合わせをしたところから始まりました。そして9月〜10月は他の仕事の合間をぬって、ひたすらデモ楽曲を製作。監督たちとネット上でのやり取りを繰り返しました。



 デモだけでかなりの数を作ったと思います。方向性が違うものなどはもちろん使用しないわけですが、そういった映画未使用曲のなかから、今回は3曲アルバムに入れました。

 そして11月に入りようやく本格的なレコーディングの開始です。今回は落語がテーマなので、出囃子などで使われるいわゆる「和」のテイストも取り入れることにしました。

 まずは鼓と掛け声(「よぉ〜」とか)、今井尋也さん。今井さんも東京芸大出身で、国立能楽堂を経てフリーの小鼓奏者として活躍しています。また、劇団メガロシアターの主宰もしています。



 つづいて三味線、日原史絵さん。普段はフランスを中心にヨーロッパ各地や日本を行き来しながら、琴や三味線の奏者として活躍しています。



 そしていつもの、ギター石本大介くん。今回は即興演奏も含めて、いろんなシーンで活躍してくれました。



 いつもお世話になっているフルート&サックス、石島大輔さん。そして写真を撮り忘れてしまったのですが、トランペット仲兼一郎さん。お二人とも即興のソロのほか、エンディング曲のテーマなどを吹いてもらいました。



 こちらもいつもお願いしているヴィオラ田中景子さん。1シーンだけですが、いい仕事してくれました。



 終盤にさしかかり、ミックス作業です。エンジニア廣瀬さんには、廣瀬さんの自宅でのステレオミックスを4日間、そして芸大のスタジオで映画館用の5.1chサラウンドミックスを2日間と、すっかりお世話になりました。



 横浜にある芸大の、映像研究科のスタジオ。音が、前から後ろから下からといろんな方向から聴こえるので、確認するときについつい変な姿勢になっちゃったりします。でも僕はもともと、こういったサラウンドの世界が大好きで(昔はアウトプットを16に振り分けたサウンドインスタレーションをギャラリーでやっていたくらいなので)、とても楽しかったです。



 そしてついに完成しました。映画は本日公開ですが、2週間くらいで上映が終わる会場も多いかもしれないので、気になる方は早いうちに、ぜひどこかへ出かけてみてください。劇場情報はこちらからどうぞ。
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