夏はカツオにトビウオピアノ 福岡 高松 大分
19日 福岡タワーレコードにて。ここで歌うのは二回目。前回はそれが福岡初ライブだったので、初対面のお客さんたちを前にえらく緊張したのを覚えているが、対照的に今回はリラックス。
20日 福岡ROOMSにてワンマン。ここも2回目。2年前のそのときはバンド編成だったが、隅に置いてあるグランドピアノを見て、次にここでやることがあったら弾き語りにしようと思っていた。でもその頃そんなスタイルではまだ殆どしていなかったのに。そう思うと、全国で弾き語りツアーをやらせてもらえている自分が光栄すぎて、まだまだこれから、とも思う。
この日もリラックスして出来た。アコーディオンの新井武人くんとのトークも弾み、尚更なごんでしまう。数日前に店長さんが鍵盤を磨きすぎたらしく、ところどころ内側の木が熱を持って膨張し、鍵盤の沈み方が少し浅くなっていた。そういう現象が起きるというのは初めて聞いた。でも僕的にはそんなに問題はなく平気だったのだが、ずっと心配そうに見守ってくれた調律師の方の視線が嬉しかった。
夜はもつ鍋と、新井くんの紹介してくれたワインのおいしいお店で朝までマッタリ。
21日 高松へ移動。軽い二日酔いと新幹線のぞみの激しい横揺れに胃がシェイクされて、しばし涙目に。
HARCOを始めた当時にしていた弁当屋のアルバイトの同僚が、実は香川県では有名な食料関係の会社の社長をしている。株式会社「中央」の桑嶋さんなのだが、この夜はいろんなところへ連れて行ってくれた。
高松でチェーン展開している一鶴(IKKAKU)という骨付き鶏の店でビールとともに。ここでは刻んで出してもらうのが裏技らしい。吉野屋の「つゆだく」みたいなものか。そのあとは海岸沿いの古い倉庫を改装した「黒船屋」へ。ここでライブをするアーティストも多く、一度見ておきたかったので嬉しかった。
22日 10年ほど前にプライヴェートでうどんツアーをしに来たのは、かつてのエッセイで知っている人も多いだろう。当の僕がそのことを忘れかけていたのだが、高松入りをしたら心に火がついた。お昼前に坂出駅の「日の出製麺所」へ。すぐ売り切れるので開店前に並ぶ。ここで胃を満たしたものの、他にも行きたくなってきて、駅の反対側の「兵藤」へ行く。一軒家の軒先に人がごった返している。それから前にも訪れた丸亀駅の猪熊弦一郎美術館へ。外では大きな祭りもやっていて、その喧噪を遠くに聴きながら絵を見る。ここのカフェでもいつかライブをしてみたい。
帰りの電車でハプニングが。乗っていた電車が車両によって路線が変わるのを知らず、僕の乗っている車両が瀬戸大橋を渡って四国を出てしまった!これから高松でライブだというのに。瀬戸大橋だけで10分くらいかかるのである。おかげで島々の風景にも見慣れて来る。ホテルに一度戻ってから琴平電鉄に乗り、ライブ会場近くの「うどんバカ一代」へ。
旅先でのライブはそこまでの足跡が歌に混ざる。だからひと味違った歌になり、用意してきた話とその日の話を折り込んで、かけがえの無い夜になる。初めての高松ライブもとても感慨深いものになった。JAZZスペースのSPEAK LOW、どこよりも洗練された素敵な会場だった。
23日 朝から大分へ移動。電車を3本乗り継ぐ。最後に乗った小倉ー大分間のソニックは、内装にこだわったモダンな列車。
昼はタワーレコードでライブ。実はほかの店舗で出会ったことのある方がこの店の店長さんで、今回インンストアライブで呼んでくれたのである。おかげで夜もライブハウスでやることが出来た。
その夜はAT HALL(アトホール)にて、ネネカート、ミワサチコさんと共に。1時間余り気持ちよくやらせてもらった。曽我部さんやあがた森魚さんなど、ラインナップは面白い人が多い。実はここでのリハで旅の疲れがピークに達し、思うように手が動かなくなっていた。すると楽屋がスタジオになっていて、そこにドラムセットがあったので、久しぶりに目一杯叩いたら時間を忘れ、逆に元気が出た。まったく自分は単純というか、複雑というか。
ライブ後は名盤レコードの並ぶ音楽好きマスターの店で、出演者みんなでもりあがる。大分と言えば麦焼酎。しかし二階堂などはここでは当たり前のお酒ということで、「兼八」など味の濃い焼酎や白ゴーヤのチャンプルなどのおいしい食事を頂き、ずぶずぶと大分の地中に埋まっていく。
24日 飛行機で帰郷ならぬ帰京。この時期は旦那よりゆっくり里帰りしてきたお母さんと子供たちの組み合わせが多い。後ろの席から子供に何度も座席を蹴られる。振り返って横目で睨むとやめるのだが、結局やめないのである。訝りながらも旅先でなかなか読めなかった本にのめり込む。ツアーもあと少しだ。
というわけで福岡、高松、大分のみなさんどうもありがとう〜〜。また会いましょう。
20日 福岡ROOMSにてワンマン。ここも2回目。2年前のそのときはバンド編成だったが、隅に置いてあるグランドピアノを見て、次にここでやることがあったら弾き語りにしようと思っていた。でもその頃そんなスタイルではまだ殆どしていなかったのに。そう思うと、全国で弾き語りツアーをやらせてもらえている自分が光栄すぎて、まだまだこれから、とも思う。
この日もリラックスして出来た。アコーディオンの新井武人くんとのトークも弾み、尚更なごんでしまう。数日前に店長さんが鍵盤を磨きすぎたらしく、ところどころ内側の木が熱を持って膨張し、鍵盤の沈み方が少し浅くなっていた。そういう現象が起きるというのは初めて聞いた。でも僕的にはそんなに問題はなく平気だったのだが、ずっと心配そうに見守ってくれた調律師の方の視線が嬉しかった。
夜はもつ鍋と、新井くんの紹介してくれたワインのおいしいお店で朝までマッタリ。
21日 高松へ移動。軽い二日酔いと新幹線のぞみの激しい横揺れに胃がシェイクされて、しばし涙目に。
HARCOを始めた当時にしていた弁当屋のアルバイトの同僚が、実は香川県では有名な食料関係の会社の社長をしている。株式会社「中央」の桑嶋さんなのだが、この夜はいろんなところへ連れて行ってくれた。
高松でチェーン展開している一鶴(IKKAKU)という骨付き鶏の店でビールとともに。ここでは刻んで出してもらうのが裏技らしい。吉野屋の「つゆだく」みたいなものか。そのあとは海岸沿いの古い倉庫を改装した「黒船屋」へ。ここでライブをするアーティストも多く、一度見ておきたかったので嬉しかった。
22日 10年ほど前にプライヴェートでうどんツアーをしに来たのは、かつてのエッセイで知っている人も多いだろう。当の僕がそのことを忘れかけていたのだが、高松入りをしたら心に火がついた。お昼前に坂出駅の「日の出製麺所」へ。すぐ売り切れるので開店前に並ぶ。ここで胃を満たしたものの、他にも行きたくなってきて、駅の反対側の「兵藤」へ行く。一軒家の軒先に人がごった返している。それから前にも訪れた丸亀駅の猪熊弦一郎美術館へ。外では大きな祭りもやっていて、その喧噪を遠くに聴きながら絵を見る。ここのカフェでもいつかライブをしてみたい。
帰りの電車でハプニングが。乗っていた電車が車両によって路線が変わるのを知らず、僕の乗っている車両が瀬戸大橋を渡って四国を出てしまった!これから高松でライブだというのに。瀬戸大橋だけで10分くらいかかるのである。おかげで島々の風景にも見慣れて来る。ホテルに一度戻ってから琴平電鉄に乗り、ライブ会場近くの「うどんバカ一代」へ。
旅先でのライブはそこまでの足跡が歌に混ざる。だからひと味違った歌になり、用意してきた話とその日の話を折り込んで、かけがえの無い夜になる。初めての高松ライブもとても感慨深いものになった。JAZZスペースのSPEAK LOW、どこよりも洗練された素敵な会場だった。
23日 朝から大分へ移動。電車を3本乗り継ぐ。最後に乗った小倉ー大分間のソニックは、内装にこだわったモダンな列車。
昼はタワーレコードでライブ。実はほかの店舗で出会ったことのある方がこの店の店長さんで、今回インンストアライブで呼んでくれたのである。おかげで夜もライブハウスでやることが出来た。
その夜はAT HALL(アトホール)にて、ネネカート、ミワサチコさんと共に。1時間余り気持ちよくやらせてもらった。曽我部さんやあがた森魚さんなど、ラインナップは面白い人が多い。実はここでのリハで旅の疲れがピークに達し、思うように手が動かなくなっていた。すると楽屋がスタジオになっていて、そこにドラムセットがあったので、久しぶりに目一杯叩いたら時間を忘れ、逆に元気が出た。まったく自分は単純というか、複雑というか。
ライブ後は名盤レコードの並ぶ音楽好きマスターの店で、出演者みんなでもりあがる。大分と言えば麦焼酎。しかし二階堂などはここでは当たり前のお酒ということで、「兼八」など味の濃い焼酎や白ゴーヤのチャンプルなどのおいしい食事を頂き、ずぶずぶと大分の地中に埋まっていく。
24日 飛行機で帰郷ならぬ帰京。この時期は旦那よりゆっくり里帰りしてきたお母さんと子供たちの組み合わせが多い。後ろの席から子供に何度も座席を蹴られる。振り返って横目で睨むとやめるのだが、結局やめないのである。訝りながらも旅先でなかなか読めなかった本にのめり込む。ツアーもあと少しだ。
というわけで福岡、高松、大分のみなさんどうもありがとう〜〜。また会いましょう。
- live
- -






