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お知らせ
コンセントのこちら側、向こう側

2011.6.29

 当日はオープンしたあと、皆さんにアンケートをお配りすることになりました。もし差し支えなければ、お答えください。もちろん匿名やニックネームでも構いません。七夕も近いので、そのアンケートを短冊にして、会場に用意した笹に飾る予定です。枝廣さんや山村さんとのトークでは、「コンセントのこちら側」「コンセントの向こう側」という2つの視点から見たお話も取り入れていきたいと思っています。

<コンセントのこちら側>
あなたにとっての幸せとはなんですか?

例:HARCOの場合

最近気になっているエレクトロミュージック作りに没頭すること(まだ準備段階だけど)

例:Quinkaの場合

いつもと同じ当たり前の一日の中で、変わらず会える友達がいて、
泣いたり笑ったりしながら、夜、帰る家があり、お布団で眠れること。

<コンセントの向こう側>
あなたと世界をつなげる幸せなエネルギーは何が良いと思いますか?

例:HARCOの場合

理想は自然エネルギー100% 

例:Quinkaの場合

自然や人、生態系を傷付けないエネルギーがあったら良いな。


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2011 夏 タイムテーブル発表

2011.6.24

恒例の「きこえる・シンポジウム」タイムテーブル発表です。
僕が音楽などでサポートしている、復興支援を自主的に応援するサイト「チャリTV」のコーナーも設けました。

17時半 開場
18時 ライブ1 
18時半 トーク1 枝廣淳子さん、山村光春さん、HARCO、Quinkaの4人で
19時半 休憩
19時45分 トーク2 「チャリTV」代表 山田エイジさんを交えて
20時 ライブ2
21時 終了予定

ライブ1では、HARCO+Quinkaでそれぞれ、あえて歌以外の表現をしてみるつもりです。
ライブ2では、ギタリスト二木大介くんを交えて、オリジナルやたくさんのカバーを歌います。
最後に短い時間だけど、キャンドルナイトもしますよ。

なお、毎度のことはありますが、時間がおしてしまったり、場合によっては順番を変更することもありますので、どうかご了承ください(でも今回はわりと余裕を見て組んでいます!)。

きこえる・シンポジウム 2011 夏

2011.5.13
 2007年冬から始めたこのイベントは数えれば8シーズン目。昨年は夏に高尾山、冬は金沢と1回ずつの開催だったので、都内のライブ&トークイベントという形式では実に1年半ぶりということになります。また、今はまだ3・11の東日本大地震からまもないこともあり、原発事故に端を発するエネルギー問題、そして経済の仕組みや長期化する復興支援のことなど、この国の新しい形を模索する人が少なくありません。

 今回はトークゲストに環境ジャーナリストの枝廣淳子さんをお迎えします。英語の翻訳に長け、環境問題の海外ソースの発表はもちろん、震災後も海外の報道を国内に常にいち早く届けてきた方です。世間に言葉を届けるキュレーターのお一人としても、多くのメディアで登場されてきました。僕は昨年末にNaked Loftのイベントで初めてお会いしたのですが、その前から枝廣さんの冷静かつ分かりやすいトークをいつか僕らのシンポジウムでも、とずっと考えていました。

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○枝廣淳子さん プロフィール
東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。有限会社イーズ代表。2年間の米国生活をきっかけに29歳から英語の勉強を始め、同時通訳者となる。米国のアル・ゴア元副大統領の著書「不都合な真実」の翻訳を手掛けるなど、現在は環境ジャーナリスト・翻訳者として幅広く活躍中。主な著書に『朝2時起きで、なんでもできる!』『地球とわたしをゆるめる暮らし』、訳書にアル・ゴア氏著『不都合な真実』『私たちの選択』ほか。

 そして今回はもうひとりトークゲストに、おなじみのエディターの山村光春さんをお迎えします。シンポジウムには4回目の登場になります。今までのペオさん、柳沢さん、廣瀬さんの回は、どなたも山村さんと以前から交流があるということもありましたが、枝廣さんとは初対面なので、お客さんの立場で聞きたいことをたくさん聞いてもらおうと思っています。

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○山村光春さん プロフィール
カフェ、インテリア、雑貨、デザイン、海外文化など。暮らしまわりのジャンルにおける書籍を中心に、雑誌や広告などの企画、ディレクション、執筆を手がけるBOOKLUCK主宰。編集を手がけたトラベルフォトブック付きのコンピCD「COULEUR CAFE “BRAZIL” BOOK+MUSIC」がリリースされたばかり。

 公演詳細は"スケジュール&会場"の欄、もしくは"Live"のページを参照してください。チケットは明日5/14からメールにて受け付けています。皆さんのお越しをお待ちしています。

金沢レポート

2010.1.4

 12月24日~26日まで金沢に滞在。兼六園近くの古い町家(まちや)に泊まらせていただいた。こちらでも珍しく早い大雪らしく、道中は大変だったけど、願ってもないホワイトクリスマス。

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 25日の朝、中村彩さんのお宅へ。古くから残る町家を隅々まで見学させてもらう。お庭には、中村さんがゆっくりと増やしていった苔と雪が混ざり合っている。金沢は湿気が多く、空気がきれいで地下水も豊富なので、苔が育ちやすいとのこと。そういえば兼六園の苔も見事。

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 どの部屋もとてもスッキリしていて、棚にはモノを並べる代わりに、美しい花器と共に一輪の花などが飾られていた。庭だけでなく、家の中にもさりげなく自然を取り入れることを大事にしているとのことだ。

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 その後、近くの同じく町家にお住まいの奥村久美子さん宅と、奥村さんが改修を手掛けた高木糀商店へ。お店はもともと江戸時代から残る町家で、お味噌の製造・販売以外にギャラリーとして使われたりもしている。壁にへばりついたススを削って再利用したり、味噌作りを中断させないようにしながら改修したりと、かなりの工夫があったようだ。

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 夕方からイベント開始。まずはHARCO、Quinkaそれぞれのソロを一人で歌ったりみんなで歌ったり(サポートギター:フタキダイスケくん)。

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 そしてトーク。真ん中の右が中村さん、左が奥村さん。ここからはトークの抜粋をどうぞ。

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 毎年10月に行われる「町家巡遊」というイベントにも関わり、町家の保存や改修に携わっている奥村さんによると、7000から8000軒あるといわれる町家も年間200-300軒減少しているという。空襲を免れたこともあり、金沢(京都や倉敷などにも)にはそういった古い建物がたくさん残っている。
 改修した町家には、家族で住んでもらったり、ときにはインキュベーション施設として若い芸術家に貸し出したりもしている。金沢市が支援して家賃を半分出してくれることもあるらしい。(安い物件も多くあるので、ぜひ別荘をと言ってくださり、本気で”金沢スタジオ”を作りたくなる。)どこも柱や梁など、構造の部分がよく見え、風情があるのが特徴。ここコラボンも100年くらい続く町家で、昔は履物屋さんだった跡がところどころあるとのこと。

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 中村さんはフィンランドでランドスケープデザインについて学んでいた。街全体の風景、緑のつながり、ときには生物がどのように移動するかということも。自然と密接な関係にあるフィンランドでは、そういった景観の大切さについて小学校から熱心に教えている。また、自国の木、つまり白樺を積極的に使っては植え、森を更新させていくシステムがある程度確立しているとのこと。日本の杉同様、白樺花粉症の人もたまにいるらしい。生ゴミはビニールに入れず、再生紙に入れて近くのステーションですぐ土に返すという循環も、街ではあたりまえに行われているようだ。
 金沢は川、谷、大地、海といったいろんな地形が入り組んでいて、その襞(ひだ)ごとに緑があるので、景観が美しいとのこと。戸室石(青や赤)や越前石(緑)といった珍しい石も取れ、昔から建築に上手く取り入れられてきたそうだ。

 最後に奥村さんから里山で行っている農業についても教えてもらった。鶏の気持ちになった"リビングダイニングバスルーム"完備の快適な鳥小屋を、町家の改修現場で出た廃材なども使いながら作ったりしている。

 トークの前にフードを出してもらったので、お客さんは話を聞きながら時折もぐもぐ。

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 今回、金沢で行ったのにはひとつ理由があった。能登半島の輪島もんぜん地方に立てられた市民風車にHARQUAとして出資をしたのである。今の日本の風力発電施設は、うまく稼働せずに赤字のところも実際は多くなってきてしまっていて、そのことは先頃の事業仕分けでも取り沙汰されたのだが、綿密に立地調査をして採算を取り、出資金をきちんと分配できるように計画して立てられた市民風車は安定しており、デンマークなどの北欧にはとくに多い。これからは例えば里山保全などの違った分野にも、音楽の仕事で貯めた資金(少ないけど)を役立てられたらと考えている。

 ラストの方では恒例となった照明と音響のシャットダウン。外では雪やアラレ、強風が吹き荒れて、コラボンの窓ガラスをガタガタ揺らしていた。そんななかでキャンドルの灯りと共に届けた僕らの生の声。遠い遠い昔の人の音楽会のようで、そんな時代は知らないけれどなぜだか懐かしい気持ちになるのだった。
 
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 最後に記念撮影。後ろ右から日曜喫茶かずさん、フタキくん、音響を手伝ってくれた矩(かね)さん、真ん中右からフードの嵐敦子さん、HARCO、Quinka、collabonオーハタさん、前右から奥村久美子さん、中村彩さん。

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フード&ドリンク

2010.12.20

25日・金沢コラボンで、もれなくついてくるフードを
石川県野々市のフェアトレード専門店
コミュニティトレード・al(アル)」の
嵐敦子さんが担当してくれます。

この日のメニューは
「にんじんくるみ味噌の玄米ロール寿司」と
「おからとかぼちゃのひとくちコロッケ」だそうです。
もうお腹が空いてきました。

ドリンクは「かずさんの日曜喫茶」が東京から
僕らと一緒にやってきます。

今回は特別に「Good Inside」という環境に配慮した認証を受けた
ブラジル農園のコーヒー豆を使用してくれるそうです。

ファアトレードやGood Insideについては
会場でも詳しく話したいですが、
どちらも発展途上国などの生産者に
正当な対価や労働環境を与えるシステムと言えます。

ちなみにコラボンではアルコールや他のソフトドリンクも
販売していますので、そちらもぜひご利用ください。

金沢のゲスト その2

2010.12.17

トークゲストのもうひとり、中村さんをご紹介します。
町家も含めたいろんな家の庭作りや景観に関わるお仕事、
フィンランドのお話などを伺う予定です。

中村彩さん

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造園設計家
1972年生まれ。金沢在住6年。
大学を卒業後、ランドスケープの仕事に携わり、
2002年よりフィンランドのヘルシンキや
欧州アルプスの集落に滞在。
その後、金沢市に移住し、
建築設計士のパートナーと共に
建物と庭を共につくる設計事務所を設立。
趣味は自宅の苔庭を愛でること。

タイムテーブル

2010.12.15

12/25のタイムテーブルを発表します。
あくまでも目安なので時間が多少ずれることもあります。
どうかご了承ください。

18:00 オープン
18:30 HARCOライブ→Quinkaライブ
19:15 トーク
20:00 休憩
20:15 HARQUAライブ 
21:00ごろ 終了〜

Lamp&Stoolのツアーでは金沢に行けなかったので、
HARCOナンバーは多めに歌うつもりです。
また、Quinkaは金沢・初ライブ、
ということはもちろんHARQUAとしても初めてなので、
どうか楽しみにしていてください。

金沢のゲスト その1

2010.12.11

金沢のトークゲストおふたりのうち、奥村さんをご紹介します。
当日は町家再生事業の取り組みを中心にお話を伺おうかと思っています。
collabonも大正時代から続く築80年余りの町家だそうです。

奥村久美子さん

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1973年金沢生まれ。金沢工業大学工学部建築学科卒業後、
(株)山岸建築設計
事務所にて勤務。2003年奥村設計室開設。
町家が多く残る、東山に事務所兼自宅がある。
その事務所も築80年の町家を改装して活用している。
一般住宅・店舗の新築・町家改修など
林建築設計工房 林氏と共同設計を行なっている。